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●江戸明治和本●〈大師河原〉矢口詣
【判型】中本1冊。縦187粍。
【作者】高井蘭山(伴寛・思明・文左衛門・三遷・哂我・宝雪庵)作。
【年代等】寛政6年10月刊。[江戸]花屋久治郎(星運堂)板。
【備考】分類「往来物」。『〈大師河原〉矢口詣』は、「兼而申合候矢口詣、弥(いよいよ)明後日と相定候…」で始まる手紙文形式で、日本橋から武蔵国荏原郡矢口村(東京都大田区)・新田大明神(矢口新田霊社)に参詣し、さらに御殿山に戻る沿道の名所旧跡・神社仏閣の景趣や縁起等を記した往来。増上寺・泉岳寺・御殿山・東海寺・海晏寺・鈴の森八幡・玉川弁財天・大師河原平間寺などを順々に紹介し、続いて新田義貞の二男・義興が謀殺された矢口の渡しの故事や、新田大明神の由来・故実を触れ、さらに帰路の名所若干に言及する。本文を大字・5行・付訓で記す。巻頭に品川宿から新田大明神までの主要な名所風景図、頭書に「十二月風景図」「十二月詩歌」、巻末に「二十八宿年中晨昏夜半中星」を掲げる。
★原装・題簽付・概ね美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
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