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原色浮世絵刺青版画/郡司正勝監修/浮世絵版画にみる刺青美を網縷し一堂に会する試みは絶無であった・本書はその嚆矢であるように思う
昭和52年 211P 31.4㎝×22.7㎝程度 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
江戸時代、幕末の日本の肉体に、千両肌とか錦肌とかいわれた絢爛たる絵画の華を開いた刺青美は、浮世絵の爛熟期にあたり、錦画といわれた浮世絵と関係なしには、その独自の美学の成立はあり得ない。
日本の刺青の美は、原始的な入墨とはまったくその相を異にし、高い江戸文化の浮世絵の上に開いた仇花である。 国芳が描いたエキゾチックな水滸伝画像の武者画を、より身近にやつしに惹きつけて、庶民の憧れの王座を占める役者の美男の肌の上に、男伊達、白浪、鳶の者などの?者の姿を 借りて、その刺青の美を移すことによって、見立ての精神は、より生き生きと光彩を放っ ている。
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