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●江戸明治和本●〈吉原傾城〉新美人合自筆鏡(明治初年)★ゆうパック80
【判型】特大折本1帖。縦380粍。
【作者】北尾政演(山東京伝・葎斎)画。朱楽館主人(朱楽菅江・貫立)跋。
【年代等】天明4年1月、四方山人(蜀山人・太田南畝)序・初刊([江戸]蔦屋重三郎板)。明治初年複製カ(刊行者不明*大正期の複製本とは異板)。
【備考】分類「絵画」。『〈吉原傾城〉新美人合自筆鏡』は、1帖、絵本、北尾政演(山東京伝)画。四方山人序、朱楽館主人(朱楽菅江)跋。天明4年、江戸・蔦屋重三郎刊。内容は、大判2枚続き大の紙面に、吉原の太夫・新造・禿等を描き、上部の余白にそれぞれの太夫自筆の和歌を記した彩色摺り版画7図を折帖に仕立てたもの。図中、「青楼名君自筆集」の題を記したもの2図あり、また天明3年刊『吉原細見五葉松』の広告に「青楼遊君之容貌(カタチ)、其君の自詠を自筆にてしるす、大絵、錦摺百枚続」と見え、上掲の題で、この年、あるいは図中に卯の字を入れた札のあるところから、前年頃から1枚絵として刊行されていて、それを画帖としたものらしい。序図の大門口を除き、他は全て花魁の部屋内の描写。太夫は、1図に2名ずつ配当し、滝川・花扇、瀬川・松人、舞鶴・丁山、東家・九重、歌川・七里、一本(ヒトモト)・誰袖(タガソデ)、濃紫(コムラサキ)・花紫の組み合わせ。各図、太夫を中心に群れる新造・禿らの布置に有機性を図り、調度・持ち物等の効果に知的配慮のうかがえる作品。版彩も豊艶美麗で、政演の代表秀作とされる。また、太夫の筆蹟を知る好史料でもある。2図中の板元印に「大門口」の字を添えた初板本と、この字を削除した後摺本がある。なお櫛笄の浅黄が丹色となるものの変わり摺りがある。複製には明治期と思われる丹色の強い複製と、風俗絵巻図画刊行会叢書本がある(「日本古典文学大辞典」参照)。
★原装(板表紙)、概ね美本。風俗絵巻図画刊行会叢書本とは異板。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
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